特養忘備録。

母の介護認定。

去年の7月に自宅で倒れて、救急搬送されて、入院中に、病院の方から、

「介護認定の見直しをしてもらった方がいい」と言われ、申請しました。

思えば、去年の入院時は、普段通りだったのは、入院当日のみで、翌日には、

もう、自分の名前も生年月日も言えなかった。

脳のMRI検査では、たぶん、1週間前くらいに、大き目の脳梗塞を起こしてる、とのことだったけど。

入院までの1週間、そんなに麻痺とか、ろれつが回らないとか、ほとんど感じないまま、過ごしてたんだけどな。

突然、どこかの脳細胞がやられてしまったんでしょうか。

それからは、まったく、回復せず。

それまでは、何事も思い通りにならないと、イライラとしていたのに。

やけに、穏やかになったっけ。

 

その母の介護認定が、見直しだったので、1年限りだった。

この7月末までの認定だったけど、施設の方で、更新手続きをしてくれた。

コロナ騒ぎで、ケアマネさんが、忙しくて、提出書類が遅れたらしく、本来なら、7月末までに、新しい介護保険証が届くはずだったけど、なかなか来ない。

心配になって、市の福祉課に電話すると、調べてくれて、書類が遅れたので、お盆の頃になります、とのこと。

それが、今日、転送されて、私の元に届いた。

 

在宅だと、少しでも、介護認定が上の方が、サービスが受けられるから、気になっていたけど、母の様子を見ていたら、どう考えても、そんなによい結果は、出ないだろうな、と思っていた。

ただし、今の施設は、要介護3以上が必要なので、ちらっとどうかなと思ったけど。

さすがに、あまり容態が変わらない人が、急に要介護5から3には、ならないだろうとは、思ってたけど。

案の定、要介護5のまま。

今回は、3年間、有効で、令和5年の7月末まで。

若い人の脳梗塞のように、死滅した脳細胞をほかの細胞が肩代わりして…なんてことでも起こらない限り、今のままなんだろうな。

去年、病院でも、そんな話を聞いた。

お歳なので、再生は、ちょっと無理かな、って。

 

でも、今の方が、本人も楽だと思う。

イライラせずに、穏やかな時間が流れてるようだし。

もう、自分の名前を忘れても、自分の生年月日がわからなくても、スタッフが、みんな、わかっていてくれるから。

娘の名前も顔も忘れても、穏やかに過ごせるなら、いいよ。