老健忘備録。

老健に戻り、早や1週間が過ぎました。

 

再入所以来、2回、のぞきに行ってきました。

入院前のあの毒を吐いていた姿は、なくて、穏やかに過ごしています。

ま、いつまで続くのやら・・・ですが。

 

大学病院に入院中は、口腔外科だけでなく、循環器科と腎臓内科がかかわってくれていました。

退院時に、腎臓内科の先生が入院中の情報を書いてくれ、これから、世話になる病院に持って行くように言われました。

今の老健は、ずっと世話になってる病院がやってるところなので、その病院に持っていくのですが。

老健の人には、今、内科の担当医がいません。

数年来、お世話になっていた先生が老健の人が自宅で倒れた、まさにその日に、おやめになり、入院→老健・・・と過ごしてきたので、担当医がないまま、過ごしています。

老健では、老健の医師が診てくれているし。

その辺の事情を大学病院の先生に、詳しく伝えるべきだったかなと後悔しています。

世話になってる病院には、腎臓内科というものがないので、泌尿器科に行ってくれと、言われています。

今度の金曜日に行ってきます。

どうやら、人工透析は、泌尿器科の先生が担当だそうで、今後の腎臓のことを考えると、その方がいいと言われています。

 

口腔外科の方は、その翌週に予約を取りました。

今週は、運悪く、担当の先生が夏休みを取られるようです。

が、幸い、膿は、マシになってるそうです。(本人、談)

 

この間、老健をのぞいたときは、おやつの時間でした。

みなさん、食堂に集まっていて、その中で、なぜか、老健の人をすぐに見つけられませんでした。

数年前に骨折した左ひじを、老健で転倒して、また打撲。

それ以来、ずっと三角巾でつっているのですが、それでわかりました。

その時は、深く考えなかったのですが。

家に戻ってから、なぜ、わからなかったんだろ?と思いました。

そう、みなさんと同じ表情だったからです。

喜怒哀楽のない、ぼんやりした顔。

見ているようで、焦点が定まっていない、というか。

あの姿を穏やか・・・と言っていいんでしょうか。

も、「罵倒」は、しなかったけれど。

 

顎の関節は、手術するのが一番いいそうですが、そうすると、ひょっとすると、口が開かなくなるかもしれない。

そうなると、食べれない、しゃべれない。

幸い、胃瘻は、まだしたままですが。

老健の人は、生きるために食べる、では、なくて、食べるために生きてる人なので、無理だと思います。

今後は、入退院が増えそうです。