特養忘備録。

母が特養に入所して、半月が過ぎました。

今週末で、3週間目。

嫌がりもせず…というか。

たぶん、自分がどこにいるのか、わからないのでしょうね。

行っても、語彙が少なくなっているので、会話にならない。

ので、しゃべることがなく。

時間がなかなか、過ぎなくて。

本人は、すぐにうつらうつらと寝てしまう。

ふっと目を開けた時に、「帰るね」と言うと、「帰るの?」と言うけど。

たぶん、また寝て起きた時には、誰かが来ていたことすら、覚えてないんだろうから、

寝てる間に、すっと帰ろうかなと思います。

 

妹は、相変わらずで、自分の生活ペースを守りながら、最近は、来たことすら、何も言って来ないので、来てるのか、どうか、すら、わかりません。

わかりませんが、も、いいのです。

たぶん、いつか、やってくる「その日」には、さめざめと、もっと来てあげれば、よかった…などと言うのでしょうが、勝手に言ってください。

私は、週に1,2回。

1回は、できるだけ、お昼のお給仕をしようと思っています。

小1時間、かかるのですが、少しでもスタッフの負担が減るように。

そして、母が自分のペースで食べれるように。

食べられなくなったら、たぶん、「その日」が近いでしょうから。

 

母の部屋には、折り畳みのいすを置いてるだけなのですが。

殺風景なので、何か、家具をと考えています。

簡単な飾り棚だけでもいいかなと思っていたのですが。

ロッカーには、指定された衣類の着替えしか、おけないので、引き出しがついている家具を探しました。

膝の悪い私が自分で運び込めるものって重さが限られてるのですが。

しかも、インフルエンザの季節になってきたので、業者に運び込んでもらいたくないようです。

やっぱり、私、がんばるしか、ないなぁ。 はぅ

色々、ネットで探して、籐の4段ラックを見つけました。

一番上の部分に、飾り物がおけそう。

重さは、8.5kgか。

がんばるしか、ないな。

車から、エレベーターまで、なんとか、行けるかな。

ユニットに着いたら、誰かスタッフが助けてくれるかも。

中に入れるものも、準備しないとね。

 

あぁ~ 自分で自分の首をしめてる気がする。 気のせいかな。

 

11月の半ばには、出張デパートなるものが来るそうです。

なかなか、外にお買い物に行けないので、業者が来てくれるとか。

まだまだ、しっかりしてはる方も多いので、楽しみにしてはるようです。

が、家族が来てほしいとのこと。

そりゃ、お金が絡みますからね。

どうしても無理な場合は、スタッフが付き添いますが、買っていいのか、どうかの連絡をしてください、とのこと。

土曜日の午後なので、妹にお伺いを立てたのですが、予想通り、「行けません!」とのことでした。

本人が買い物することがわかるか、どうか、わかりませんが、私、行ってきます。

乾燥機に放り込まれてもいい、カーディガン、あれば、いいんだけど。

「できるだけ、お買い物のご協力をお願いします。」

ハイ、できるだけ、協力させていただきます。

 

会話には、ならないけど、相変わらず、穏やかな時間が流れています。

ま、私が誰か?わかってるのか、どうか。

も、わからなくても、いいです。