入院忘備録。

退院許可が出ました。

で、どこへ?

10年以上前から世話になってる病院。

前から、老健は、あったのですが、なんと、この春、サ付き高住を作ったとか。

介護サービス付きの高齢者向け賃貸住宅です。

有料老人ホームだけど、一時金は、必要なく、あくまで賃貸。

いつでも、解約できる賃貸マンションです。

そこに、介護スタッフと日中だけですが、看護師が常駐。

介護保険で、自宅にいるのと同じような介護サービスが受けられます。

 

療養病床を持っている病院への転院を勧められていたのですが。

なんと…治療が不要なヒトになったので、逆に療養病床に行けなくなりました。

では、どこへ?

サ付き高住または、特養?

要するに、医者は、介護現場を知らず、ということでしょうか。

 

自立できてる高齢者には、サ付き高住は、いいと思うのですよ。

食事を提供してくれて、できないことは、助けてくれて。

でも、治療が必要なくなったとは、いえ、全介助が必要な母には、すごい介護費用が加算されるわけです。

自立者のほぼ倍。というか、最低、倍額。

とても、母の遺族年金でまかなえるわけでは、なく。

すぐに経済的な問題が出てきます。

と言っても、母が住んでる地域の特養は、ザラに200人待ち300人待ち。

10年、生きても入れそうにない感じ。

なので、不便でも土地の安い地方に行くしかない。

と、ここで、たまらなくなった妹が動き出しました。

妹が住んでる地域の特養の待機人数は、ずっと少ない。

ので、自分が住んでる地域で入所させようと思ったようです。

ま、どんなに近くて便利になったとしても、せいぜい月に1,2回しか、行かないとは、思いますが。。。

今、さっそく動いてるようです。

ま、ダメなら、遠くに探すだけですけど。

 

特養が決まるまで、老健に入れてほしかったのですが、薬価が高い薬を飲んでるとかで、入れないそうです。

そもそも、老健は、自宅に戻る人がリハビリとして、入る施設なので、今の母のように帰るアテのない人には、無理なんでしょうが。

たぶん、来月、サ付き高住にとりあえず、入居します。

できるだけ、早く特養が見つかりますように。

 

あさって、妹と一緒に、サ付き高住を見学に行き、妹地方の特養事情を聴いてきます。

 

当の本人ですが、ベッドに寝た切りで、寝返りもできず、ベッドで起き上がることもできず。

ナースコールしてね、と言われても、ナースコールが何なのか、理解できず。

便意も尿意も訴えず、おむつ生活。

食事も全介助で食べさせてもらわないと食べられない。

どうも、脳梗塞の後遺症で、両目の左半分の視力を失ってるようですが、それと白内障が進んで、ほぼ見えてないようです。

よほど、調子がよくて、回線がつながると自分の名前は、言えるようです。

でも、私も妹もわからず。

今、どこにいるのか、わからない。

 

1日も早く落ち着ける場所が見つかりますように。