老健忘備録。

1時半に老健介護タクシーで出発。

すぐ後ろから、相談員とリハビリ士。

20分足らずで、8か月半ぶりの自宅マンションに到着。

ここから階段の洗礼が待っています。

リハビリ時にお借りしてる4点の自立杖を持って、車いすからいざっ!

 

一歩ずつ、「右からです」「左からです」と声をかけてもらい。

4点の自立杖がずれたり、すべったりしないように、リハビリ士は、足で踏んで固定。

それでも、本人は、自分の力だけで、階段を昇り降りした!と言う。

明らかに、何度も、ふらつき、足が止まりそうなるたびに、支えてもらったのですが。

でも、私は、やれば、できるんだ!という思いしか、ない。

結果、一段たりとも、自力では、昇り降りできないまま。

よろけながら、フラフラで室内に入りました。

倒れる前のように、杖もなく歩きだそうとするのですが、気持ちだけで、ふらつき、転びそうになる。

今まで室内で使っていた簡易歩行器は、一歩ずつ、意識して前に重心をかけないと、すぐにふらついて、後ろに倒れそうになる。

でも、予想通り、車いすでは、室内は、移動がむずかしい。

歩行器で移動するのなら、色々と約束してもらわないといけないけど、まったく無理・・・というものでもないかも、との話。

これが老健の人の頭には、「帰れます。ぜんぜん大丈夫。」となる。

 

一瞬しか、自立できないので、自炊は、もちろん、ダメ。

室内は、バリアフリーだけど、ベランダに出るには、かなりの段差があるので、ダメ。

一人でお風呂は、ダメ。

 

聞きながら、守れるはずないやん。

聞いた、この瞬間から、都合の悪いことは、忘れるんだから。

自分に都合がいいように、作話するんだから。

 

でも、守れなくてもいい。

年明けに準備を始めて、帰ってもらおうと思っています。