病院の人 入院忘備録

昨日の午前中に、無事、胃瘻の手術? 設置?が完了しました。

胃カメラで見ながらの処置だったようです。

気に入らないと、病院でも暴言暴力の人ですが。

それを知ってる内科の先生。

「びっくりするほど、おとなしかった」とのこと。

いつも、本当に申し訳ないです。感謝しています。

 

叔母のときは、意識不明だったのもあり、痛み具合がわからなかったのですが。

腹筋に穴をあけるので、けっこう痛そうです。

部分麻酔だったのですが、それがまだ効いてる間も、すでに痛かったようで。

咳き込むと余計に痛むので…と、何度も説明して。

いつもは、口の中を湿らす口腔ケアのスポンジ。

今日は、チューチュー吸えないように、固めに絞って渡しました。

「もっと緩く絞って!」

と、言うたびに、同じ説明をして。

1週間もすれば、傷口が治まるから…と話しました。

さ、理解してもらえたのでしょうか。

「あの子、いじわるだから」…って思ってるのかも。

 

ケースワーカーは、胃瘻の調整後は、施設もしくは、療養型病院を勧めてくれていますが。

ほかの人と協調できない人であること。

それと、嚥下機能の回復は、むずかしい、ということ。

それならば、少しでも快適に過ごしてもらえるように、有料老人ホームを探そうと、

妹と話しています。

ただし、お金が絡む問題なので、理想的な場所が見つかるか、どうか。

しかも、胃瘻だけならず、痰の吸引もあるので、受け入れてくれる老人ホームは、かなり限られるかと思いますが。

とにかく、探しますよ。

 

納得できてない自分は、いるけど、前に進みます。

病院の人 入院忘備録。

昨日は、病院のケースワーカーと会ってきました。

今までの入院でも、お世話になった方。

色々、わかってくださるのが、今は、特にありがたい。

 

本人が決めた「胃瘻」。

妹が同意した「胃瘻」。

でも、私だけ、納得できていない。

たまたま、妹よりも多くの人を見送ってきただけ。

その中で、自分で決めていたこと。

「絶対に延命措置は、取らない」。

それは、自分は、もちろん、家族に不幸にして起こった場合も、そうしようと思っていた。

でも、「延命」という局面が見えた時、本人は、「延命は、しない」という決心を翻した。

私には、その局面になったことがないから、実のところは、わからない。

どんなに修行を積んだ高僧でも、「生きたい」と思うのかな。

それなら、それが、人間の本能なんだろうな。

 

妹は、まだ、意識がある人が目の前で衰弱していく姿を見ているのは、耐えられない、と言った。

でも、胃瘻をして、いずれ、体が栄養を受け付けなくなって、どんどん量を減らし、最終的には、水分だけになって…。

やっぱり、目の前で衰弱していくんだ。

それを私は、過去に見てきたんだ。

妹は、きっと会いに来なくなるだろう。

それでも、誰かが見送らねば。

たぶん、また、空しい思いを抱えながら、見送るんだろうな。

 

失われた嚥下機能が戻るのは、かなり難しいそうです。

ましてや、年齢を考えると、ほぼ不可能だろうと言われました。

好き嫌いが多いけど、たぶん、食べることにこだわりがある人なんだと思う。

胃は、膨らんでも、食べた気がしない。

誤嚥性肺炎や窒息の危険性大なので、口からは、何も入れてあげれない。

きっと妹は、逃げる。

私も、逃げたい。

 

 

 

 

病院の人 入院忘備録

今日のお昼に、妹と一緒に、担当医に会ってきました。

肺炎は、治まってるのに、なぜか、嚥下できない。

嚥下専門のリハビリ士にも、数回、診てもらったけど。

これほどひどい嚥下障害も珍しいとのこと。

何が原因なのか?

頭部CTも撮ったけど、嚥下中枢は、梗塞を起こしていない。

となると、原因がわからない。

年齢的…なもの以上の状態らしい。

今の点滴は、体に最低必要な水分、わずかな栄養。

抗生剤も使っていないとのこと。

となると、ここは、急性期病院。

治療がなくなれば、退院してください、となる。

しかし、この状態で、どうしろと?

 

高カロリー点滴は、感染の危険性が大。

鼻から胃にチューブは、ずっとチューブが入ったままなので、本人が抜くだろう。

となると、選択肢は、胃瘻しか、ないわけ?

 

しかし。

嚥下障害の原因がわからない限り、胃瘻は、いつまで続くのか、わからず。

要するに、延命につながる。

今の意識がしっかり?している状態で、だんだん衰弱していくのを見るのは、耐えられん…と、妹。

やっぱり、本人に聞くしか、ないか?

 

あえて、ベッドから、車いすに移乗させてもらい。

しっかりと体と頭を起こしてもらい。

入院以来、まったく食べたり飲んだりできてないのは、わかる?

ウン。

今の点滴のままじゃ、もう体が限界なの。 わかる?

あら、そうなの。

だから、体に栄養を入れないといけないんだけど。

ウン。

3つの方法があってね。

 今みたいに点滴で、栄養を入れるの。

それから、鼻から胃にチューブを入れて、栄養を入れるの。

最後は、胃にチューブをつけて、栄養を入れるの。

ウン。 胃瘻?

そう、胃瘻。

鼻からチューブは、ずっと入れたままになるから、気持ち悪いよね?

点滴は、心臓への負担を考えると、ほぼ1日中、かかるかも。

ウン。

延命は、しないでって言ってたよね?

。。。。。

胃瘻って、治療と延命の線引きがむずかしいの。

ひょっとしたら、また、口から食べられるようになるかも。

そしたら、胃瘻をやめればいいだけ。

ただ、ずっと胃瘻をしないといけないかも。

どうなるか、は、わからない。

ワタシ、胃瘻にするわ!

それと、もう1つ。

家に帰れなくなってる、って、わかってる?

どうして?帰れるやん。

一人で、歩いてトイレにも行けない。

車いすに一人で乗ることもできない。

しかも、車いすに乗ったら、あの部屋では、通れないとこばかり。

胃瘻の準備、後片付け、誰がするの?

ヘルパーにしてもらったら、いいやん?

あのね、胃瘻には、時間がかかる。

ヘルパー、帰るよ? 自分で処置できるの?今、病院で、何もかも、看護師任せで、それでも、文句を言ってる。

今のあなたに、何が自分でできるの?

。。。。。

療養型の病院か、老人ホームしか、ない。

。。。。。

ずっと4人部屋か、5人部屋か、知らないけど。

同室の人の文句ばかり、言ってこれから生きていきますか?

。。。。。

それだったら、老人ホームで、個室で過ごす方が楽なんじゃないの?

(病院の人は、人とまったく妥協できない。協調できない。)

(自分の思い通りにならないと、相手が悪い!と騒ぎ出す。)

 

何度も、(できるだけ、冷静に)説明を繰り返し。

なんとか、施設に入ることを了承させました。

週明けに、病院のケースワーカーと会って相談します。

 

病院の人 忘備録。

救急搬送されて病院の人になる前に。

湯船につかったは、いいけど、出られない!騒動がありました。

湯を全部、抜いてしまって、脚にも、腕にも、力が入らない状態で、

出してくれ、と言う。

普段から悪い両膝にかなり負担をかけたようで、

それ以来、右ひざが痛くて、日常生活にも支障が出てました。

昨日、ようやく整形外科に行って、レントゲン撮影をしてもらい。

どうやら、半月板損傷とわかりました。

幸い、前日、歩いているときに、グキっとなり、

運よく、元に収まったらしい、とのこと。

確かに、昨日より今日、午前中より夕方、調子がよくなりました。

まだ、違和感も、痛みもあるけど。

ずいぶん、マシになりました。 やれやれ。

 

と、今日も、出かけたくなくて、家にいたかったのに。

こんな日に限って、病院から、お呼び出しが。

 

誤嚥?による肺炎以来、嚥下障害が起こっています。

とろみの水さえ、飲みこめない。

水分は、すべて、点滴で補ってる状態。

物が食べれないので、この状態は、限界とのこと。

点滴で、高カロリー剤を入れる。

鼻から胃にチューブで栄養剤を入れる。

もしくは、胃瘻。

 

叔母が目の前で、心肺停止になったときに、叔父が延命を決めた。

でも、亡くなるまで、ずっと後悔していた。

だから、自分は、絶対に延命するな、と尊厳死宣言をした。

そんな2人を自分一人で見送ったので、

延命に対する決心は、していた。

自分は、もちろん、家族にも、してほしくなかった。

叔母は、母の実の姉。

仲は、悪かったけど、やはり、延命は、しない、と決めていた模様。

妹も、それは、理解していた。

でも。

目の前に、「胃瘻」という選択肢を突きつけられると、迷ってる様子。

嚥下障害が治る間の胃瘻なら、治療になるので、私も納得できる。

でも、時間稼ぎなら、結局は、本人がつらいだけなので、断りたい。

できれば、本人に、もう一度、延命について確認したいけど。

たぶん、も、理解できないだろう。

今日も、担当医の説明を聞きながら、半分、寝てたし。

 

救急搬送されて、2週間。

ほぼ、飲まず食わずなので、体力気力も落ちているでしょう。

このまま、寝てる時間が増えて、苦痛を感じずに、過ごせるのなら、

私は、やはり「胃瘻」を認めたくない。

 

妹は、まだ、迷っています。

彼女の考え方を優先したいと思っています。

あさって、土曜日に担当医と会う予定です。

病院の人 忘備録

なんだか、フラフラだったので、今日は、行かない~
と、思ってたのに。
病院から電話。
朝から、高熱とか変化が起こってるので、
担当医(循環器科)が家族と話がしたい、と。
行ってきました。
朝から39度近い熱。
極端に嚥下力が落ちている。
ほぼ飲みこめない。
点滴で補えるところは、補います。
昨日の血痰は、治まりました。
が、今日の方が痰の量は、多いです。
吸引回数が増えています。
血液検査をしました。
入院時の感染は、ほぼ治ってるけど。
別な炎症がある様子。
抗生剤を変えます。

本人は…。
夢を見てるような目つき。
朝、先生がベッドまで、車を乗り付けたの。
大きな車なのよ。
廊下を走ってきたのかしらん。
お金、家のバラの花畑に隠してあるの。
見つけておいてね。
 
今までの入院だと、ボチボチ、騒ぎ出すのになぁ。
 
同室の窓側の人がどうの。
家族がどうの。
いびきがどうの。
ご飯がまずい!(腎臓病食のため、減塩食)(しかし、本人は、濃い味、大好き)
看護師がひどい。 優しくない。
などなど。
で、必ず、「家に帰る!」
 
今回もICUで暴れて、点滴、引っこ抜きそうになって。
看護師、蹴って。
その後、殺せ~ 死なせろ~ で、1日、過ぎて。
その後の1日、2日は、ぼぉ~として。
とんでもない話をして。
正気に戻るんだけどなぁ。
 
はてなハイクに思わず、書いてしまいましたが。
話題的に、不適切な気がして、ブログに移しました。

入院忘備録。

そう。

自宅の人が、また、病院の人になりました。

しかも、ICUの人です。

急激な脈、血中酸素の低下。

異常な血中カリウム値。 高カリウム血症と言うそうです。

それと、どこかの炎症。

すぐに簡易式のペースメーカーを入れてもらいました。

 

今日の昼の面会時間に行ってきました。

普段、飲んでいる薬を届けるように、とのことだったので。

 

面会時間だけ開くICUのドア。

入ったとたんに、自宅の人の声が聞こえました。

今、たまたま、ICUは、人が入っていないので、静か。

そこへ。

「もう、薬は、いらないの!」

「もう、何もしないで!」

「放っておいてちょうだい!」

一人、大騒ぎしてました。

 

以前、ICUに入ったときも、大騒ぎして、管を抜いたので、

今回は、初めから、手にミトンをさせられています。

 

「娘さん、来はったよ。」

「ゆっくり、お話ししてよ。」

 

「も、いいから、帰ってちょうだい!」と言われました。

すぐに目をつぶるので。

眠いの?と聞くと、「寝るから帰ってちょうだい。」

 

早々に帰ってきましたよ。

 

幸い、脈もしっかりしてきたそうな。

血中酸素も、よくなってきたし。

ペースメーカーが取れたら、一般病棟へ?

 

また、大騒ぎが起こりそうです。

人と妥協が一切できない。

自分のわがままだけをごり押し。

人とうまくやれるはずがありません。

 

退院後、自宅での一人暮らしは、無理だと妹と話していますが。

もちろん、本人が納得するはずもなく。

 

という、今日の忘備録です。

忘備録。

途中経過です。

 

自宅の人のQOLが急激に下がってきました。

自宅での一人暮らしの限界が近づいている気がします。

昔から、痛みを待つ人でした。

「自分は、痛みには、強い。」

「たいていの痛みは、我慢できる。」

でも、常にやってこないかもしれない痛みを待つ人でした。

だから、ピクリとでも痛みが来ると、「やっぱり痛くなった。」

そう考える人でした。

だから、飲む薬は、いつも多め。

痛みとギリギリに暮らせる妥協線は、ありません。

だから、薬の飲み忘れだけは、ない人でした。

ところが。

去年11月に転倒、頭部を打ってからは、自宅から出かけなくなりました。

通院だけは、していたのに。

年末から、それすら、できなくなってきました。

で、自宅で、何をしてるのか、と言うと。

ひたすら、ベッドで、うつらうつらと寝ているわけです。

食事は、おろか、水分も薬も飲まずに。

脱水症状が起き、意識がもうろうとするようです。

そうなると、余計に眠くなります。

数年前から、何度も繰り返している熱中症と同じ。

 

火曜日、土曜日、日曜日以外は、ヘルパーさん、居宅リハビリの先生に入っていただいてるので、そこでチェックしていただいてる状態です。

それがなければ、また、倒れてるでしょう。

 

老健から自宅に戻る際に、あれだけ、息巻いていた自炊ですが。

今は、ほぼできていない状態。

ご飯すら、めったに炊かない。

ヘルパーさんに買い物を頼み、コープ個配を頼み。

食べないのに、注文する。

冷蔵庫は、常にパンパン状態です。

今は、妹が整理するのも、拒絶するありさま。

冷蔵庫の扉が閉まらなくなることも多いようです。

 

先週から、居宅看護で、看護師さんも入ってくれました。

 

昨日は、前夜から、連絡が取れなくなった、と、妹がパニック状態に。

のぞきに行くと、今から風呂に入る、と。

用事があるので、帰るけど、夕方、のぞいてほしいと言われました。

元々、風呂は、長い人です。

行ってすぐに、声をかけました。

小一時間、待ってみたのですが、声をかけました。

寝てた?

起きて!起きて!起きて!と連呼して、起こしました。

それから、10分ほどして、のぞくと。

湯船のお湯を全部、抜いてしまい。

空っぽの湯船で、「立ち上がれないの。」と淡々という。

膝は、曲げられない。

左手は、骨折以来、ほぼ力を入れられない。

右手も、頼りにならない。

こちらも、びしょびしょになりながら、抱えようとしましたが。

なんせ、濡れてすべる上に。

どこを持っても、痛い!と叫ぶ。

よほどか、救急を呼ぼうか?と思いました。

ふと、タオルを使ってみようと思いました。

背中にぐるっと回して、両端を私が持って、体重をかけて引っ張りました。

お尻が少し浮いて、だんだん立ち上がり、お風呂の縁に座らせました。

こちらは、びしょぬれになりながらも、いやな汗をかいてました。

パニック状態にならなかったのは、よかったけれど。

なぜ、こんな状態になったのかも、わからない。

耳元で、ごぼごぼ、音がしていた、と言うので、たぶん、寝込んで(失神して)耳まで沈みそうになっていたのでしょう。

どんなに怖い状況だったか、説明しても、

「あら、そう。」

「上がれたから、いいじゃないの?」

このまま、すぐに上がってほしいと言うと。

まだ、体を洗ってない、シャンプーをしていない、と出ない。

結果、3時過ぎに風呂に入り始めて、出てきたのは、7時!

しかも、本人は、昼だか、夜だか、わからない。

 

今日、さっそく、ケアマネに電話して、事情を説明。

早急に、入浴介助を頼みました。

早く決まりますように。

 

この間から、調子が悪くなりかけていた膝。

昨日の騒ぎで、今日は、がくがく。

 

上がってきて、へらへらしているので、思わず。

「こんなに寝てばかりで、どこに生きがいがあるの?」

「自宅にいる意味は、あるの?」

「施設も…」

と、ここで表情が豹変。

目がつりあがり、「絶対に施設には、入りません!」と叫んでました。

 

妹が根を上げ始めてるので、ゆっくり説得してもらいましょう。

どうせ、私は、「鬼」ですから。

 

頼める介護サービスは、すべて使って行こう、の、忘備録です。