入院の人が退院しました。
行先は、なんとか見つけた、介護ケア付老人ホーム。
一時金を入れたら、少し安くなり、入れないと、けっこう高いよ!ってとこです。
特養の待機場所なので、一時金は、入れず。
なかなかの月利用料なので、長居は、したくないけど、相変わらず、市内の特養は、何百人待ち。
ま、先着順では、ないけれど、いつ、呼んでいただけることやら。
連絡をひたすら、待ちます。
ということで、今、私ができることは、待つだけなので、やっとひと息です。
しばらくは、酷使した膝がせめて楽になるように。
病院からは、今までお世話になっていた介護タクシーさんで、老人ホームまで。
「ご無沙汰していたと思ったら、入院されていたんですね。」
懐かしい声がうれしかった。
前は、乗せていただくたびに、私への暴言を吐いていた母。
降りるたびに、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
その時の心は、ぜんぜん大丈夫じゃなくて、ボロボロだったけど、「大丈夫?」の一言で、救われた時も多かった。
今日も実は、覚悟して迎えに来てくれたそうな。
も、母は、自分のことも娘のことも、周りのことも、何もわからない。
「久々に外に出るよ。」
「今日は、雨が降ってるのよ。」
「ちょっと、お引越しするよ。」
何を言っても、とりあえずの「ハイ!」。
わかってないんだろうなぁ。