入院忘備録。

入院して、1か月が過ぎました。

昨日、主治医と会ってきました。

ボチボチ、転院の話も出ているし、お盆休み中だったので、珍しく?妹も、やってきました。

というかね、慌ててやってきたわけですよ。

なぜか、と言うと…。

口からご飯が食べられるようになり、吸い飲みで水分も摂れるようになり。

でも、寝返りすら、打てない、全介助状態の母。

点滴も取れ、特に治療もなくなったので、退院の話が出るのは、わかっていました。

自宅に戻すわけにもいかず、では、どこに?

不整脈もあり、いつ、血栓が飛んで脳梗塞が起こるか、わからない。

全介助で、いつ、誤嚥性肺炎になるか、わからない。

胆のうに胆石があり、いつ、胆管をふさぐか、わからない。

これだけ、そろえば、有料老人ホームも特養もむずかしい。

となると、療養病床を持つ病院しか、ないわけです。

ところが、療養病床は、めっちゃ少ない。

市内で見つかれば、万々歳。

県内でも、喜ばねば…。

でも、県外にしか、見つからなかった場合、まったく知らないところよりも、妹の住む県の方がマシじゃん!と、私が言ったので、慌てた模様。 笑

妹が住む地方をザクっと検索すると、けっこう、療養病床が多いし、しかも、待機してる人がいないとこも多い。

勝手にふられても困る!とやってきたんでしょうね。 笑

 

実は、昨日、以前に申請した介護認定の区分変更の面談もありました。

本人と会話が成り立たないので、半時間ほどで終わりましたけど。

面談官の個人的感想ですが、たぶん、要介護5?と言われました。

よほど調子がよかったのか、脳内の回路がつながったのか、自分の名前だけは、言えましたが、後は、言われたことへのオウム返しだけ。

耳は、聞こえてるけど、言葉が理解できない、返せないのかな。

もちろん、娘もわかりません。

自分がどこにいるのかも、わかりません。

 

主治医、いわく。

次の段階への相談をしようと思っていたんだけど。

先週末から、熱が出る。

薬を使わずに、また下がるけど、また上がる。

原因を調べてるので、明日の採血の結果を見て、連絡します、とのこと。

まもなく、お昼ですが、今のところ、連絡は、ありません。

 

別に転院を急いでるわけでは、ないけれど。

昨日は、妹と交代でお昼を食べさせのですが、軽く1時間、かかります。

その日の担当看護師が面倒を見てくれていますが、忙しい時間帯に申し訳ないなぁと思います。

亡くなった叔母も、1年間、療養病床でお世話になったのですが、介護スタッフが多数いらして、分業されていたので、早くそういうところに移したいと思います。

 

痛みも感じにくくなり。

視力は、両目の右半分は、見えるはず!と言われていますが、年齢的に白内障もひどくなり、たぶん、ほぼ見えてないと思います。

近くに行っても、目で追うこともなく、声をかけると、その方に顔を向けるだけ。

でも、焦点は、合わない。

名乗っても、わからない。

あれが食べたい、これが飲みたい、もなく、食べさせられるまま。

本人がどう思ってるのか、もう聞けないけど。

痛みを感じにくくなってることは、幸せなのかも。