自宅の人 忘備録

変わりなく、マイペースで自宅で過ごしています。

変わったことと言えば…。

週1の訪問入浴を週2にしていただきました。

介護保険の点数的なこともあったのですが、この際、自宅の人がより快適に過ごせるように、ケアマネにお願いしました。

室内で、ベッドに横になっているか、車いすで、動くだけか、の生活ですが、さすがに、週1の入浴だけでは、気持ち悪かったようで、2回になってから、ご機嫌さんです。

途中でヘルパーが清拭してくれたりは、ありましたが、やっぱり入浴とは、違うので、来てもらえるようになって、よかったです。

 

元々、お茶の習慣がない人なので、ここ数年、熱中症を繰り返し、結果、腎機能がやられてしまったのですが、この夏は、どうなるのか、不安では、あります。

幸い、水曜日と日曜日以外は、ヘルパーが入ってくれているし。

水曜日は、午後に訪問看護師が来てくれるので、問題は、日曜日だけ。

電話して、促せたらいいけど、電話、出ないし。

自分からは、電話してくるくせに。

ベッドサイドに置いていた電話機の子機の使い方がわからん!とどけてしまったし。

 

記憶の容量が減ってきました。

子機に始まり、ずっとご愛用だった電子レンジが壊れた!(正確には、ヘルパーが壊した!ですが。)

洗濯機も、壊れた!(壊された!)

が、まだ、TVを見られるし、電話もできるから、いいか。

壊れた(壊された)から、買い替えた単機能レンジなら、なんとか、使えそうだし。

 

薬は、自分で管理できます!と、不本意ながら始めた薬カレンダー。

訪問看護師に、「こちらで薬をセットするので、いじらないでね?」と言われ、憤慨しておりましたが。

誰も来ない日曜日には、朝晩とも、薬を飲んでないし。

しかも、それを指摘すると… 飲んでます!と譲らないし。

自分が飲んだ後に、誰かがまた、セットしたんだ!と主張?

誰も来ない日なのに、誰がセットするねん???逆に怖いわ。

 

ただ、前みたいに、私もイライラは、しなくなってきた。

1日くらい、薬を飲み忘れても、1日くらい、水分不足なっても、何もかも、まとめて、これが在宅なんだ、と。

胃瘻部分が感染してきたので、抜去してもらったから、なんかあれば、胃瘻で…は、もうできない。

感染原因が、胃がパンパンになって、胃液が器具の隙間から漏れ出したからって?

自宅の人の「食への執着」をしみじみ、感じました。

満腹中枢がやられてるわけでは、なくて。

老健の人だった時間に、食べ物制限があったことへの反発らしい。

帰宅直後の血液検査では、数値が跳ね上がっていたらしい。(往診医、談)

でも、今は、悪いなりにも落ち着いてきてるとか。

しかも、胃瘻は、一度、抜去すると2回目は、難しいそうな。

それも、納得した上で(私は、納得しましたよ。)抜去したし。

1週間で治る!と言われた傷口は、結局、1ヶ月、かかったけど、治ったので良し。

本人も、痛みと痒さから解放されたので、良し良し。

ただ、脱水症状が現れた場合に、血管が細すぎて、点滴ができないらしい。

そうなると、中心静脈へのポート?

据え置き式の点滴口を作るらしい。

が。。。

これって、胃瘻と同じで延命措置では、ないのか?

自宅の人が、まだ、もう少し、しっかりしていた時は、「延命など、しない!」と主張し、なんか書いたものを持ち歩いていたけど。

今は、どうなんだろう???

主張していた時も、ココロから主張していたようには、私は、思えない。

2歳違いの実姉が脳梗塞になり、心肺停止からの意識不明になり。

目の前で見ていた叔父は、叔母の延命を望み、人工呼吸器につながれた。

急性期病院から退院を促され、療養型病院に移ってから、なんと自発呼吸ができるようになり、人工呼吸器が取れた。

でも、意識は、戻らないまま、1年後に逝った。

自宅の人と、叔母は、昔から犬猿の仲。

実の姉妹なのに、なぜ、そこまで仲が悪いんだろ、といつも思ってた。

特に私に対して自宅の人が憎しみを持つのは、たぶん、私が叔母の法定後見人になったからだろう。

子供がなくて、老々介護だったんだから、放っておけなかっただけなんだけど。

叔母が逝き、3年後に叔父も逝き。

でも、自宅の人の憎しみは、消えない。和らぐこともない。

叔母と叔父への憎しみは、今、3人分となって私に向かっている。

最近は、ぼんやりしてる時間が増えたので、「スイッチ」が入ることも減ったけど、

皆無では、ない。

いったん、「スイッチ」が入ると、人格が変わったように罵倒する。

世の中で一番憎んでる者を見る目で罵倒する。

途中でその場を離れようものなら、何日もそれが続く。

不思議なことに、いろんなものは、記憶できなくなっているのに、憎しみだけは、消えない。

妹は、彼女自身、叔父も叔母も苦手だったヒトなので、自宅の人からすれば、「あの子は、やさしくて、いい子」らしい。

これも変わらない立ち位置なんだろうな。

 

と、冷静に考えては、いても、月に1回、やってくるか、どうかの妹よりも、どんだけ、私、頑張ってる?という思いがあるので、許せないんだ。

きっと私も、自宅の人と妹を、ずっと許せないんだろうな。

いつか、自宅の人を見送ったら、私も妹とは、疎遠になろうと、ひそかに決心してる。

憎んで「罵倒」するより、マシやん。

 

間違って「スイッチ」に触れないように、地雷を踏まないように。

そんな日々です。