今日は、お伴の歯科通院。
1時間前に自宅の人の部屋に行って、声かけ。
トイレ、行くなら行ってよ。
ベッドから起き上がって、車いすに乗って、トイレまで行き。
廊下に車いすを置いて、トイレに入る。
これが軽く10分、かかる。
一人の時なら、黙って動いているのかな。
誰かが行くと、ひたすら口が動く。
口が動きながら、体も動くならいいけど、なんだかんだと言い訳しながら、結局は、体は、動かず、口だけ動くので、話は、ほぼ無視して、しゃべりは、ええから、さっさとトイレに行って!と繰り返す。
基本、通院以外は、自宅にいるので、パジャマ。
そのままでは、さすがに通院できないので、着替えさせる。
何を着ていくか?
これが前回、書いた「宝探し」。
本人が探していたものは、結局、まだ見つかっていないので、不本意ながらも、ほかので納得してもらいました。パジャマの袖を脱ぐたびに、服を着るたびに、どこが痛い、どこがどうの。
これが延々と着替え終わるまで続く。
一切、返事は、せずに、黙々と。
下手に返事すると、そこで動きがまた止まる。
結局、早めに来てくれる介護タクシーにギリギリ、間に合った。
歯科に行っても、同じ。
「顔面麻痺がひどくて、片目が開かないんですよ。」
だらだらと口腔ケア前に衛生士さん相手に繰り返す。
思わず、目は、閉じててエエから、口、開けて!と突っ込んだ。
なんとか、口の中のお掃除中は、黙らせた。
帰ってから、半時間近くかかって、パジャマに着替え。
ずっと、しゃべり続ける。
あのエネルギーって、どこから、来るんだろう。
歯科通院は、また来月。