自宅の人 忘備録。

ハイクがなくなり、今の私のメインは、ほぼTwitterInstagramになってるのかな。

ハイクのゆる~い空気は、どこかに行って、なんだかせかされるような時間が流れてる。

この速さには、慣れなくて、いささか、疲れているのが本音。

 

先週の週末に、東京で用事があったので、しばらく留守にしていました。

自宅の人に何事も起こりませんように…と願っていたのですが。

見事に裏切ってくれました。

 

和室のこたつ(テーブル式)から、車いすに移るときに、バランスを崩して転倒。

幸い、骨折とかは、なく。

でも、少し自分に自信を持ち始めていた自宅の人にとっては、かなりショックだったようです。

腰の打撲もあったので、痛かったようですが。

また、昨春、倒れる前のように、ベッドで横になっている時間が増えました。

ベッドから起き上がるのに、時間がかかるようになり。

トイレには、なんとか自分で行ってるものの、車いすで過ごす時間が減りました。

となると、動かないから、おなかが減らないから、食べない。

この悪循環が始まりそうです。

 

今回の転倒で、どうやら、胃瘻の器具部分をぶつけたようです。

老健から自宅に戻って、好きなものを好きなだけ、食べる。

その生活が始まってから、胃粘液が器具の隙間から漏れ出しました。

訪問看護師によると、それは、想定範囲内なので、大丈夫!と言われ、

訪問時と、訪問入浴時に消毒してくれていました。

ところが、少し前から、少しだけど、出血するようになり。

今回の転倒で、けっこう、じゅくじゅくと粘液とともに出血しているとのこと。

それもそのはず。

器具の下部分に裂傷ができていました。

 

在宅医療の先生は、血管がどんどん細くなり、採血もむずかしくなった今。

点滴ができないことを理由に、胃瘻を残すことを勧めていました。

口から食べないと納得できない自宅の人には、胃瘻だけでは、満足できるはずがない、と何度も話し合いをしましたが、とにかく、今回だけは、交換にしてほしいと言われていました。

 

が、今回の裂傷を見て、器具の抜去を決めてくれました。

いよいよ、来週の火曜日の午後に処置します。

今後、万が一の場合は、ポートを作る方法が残されているそうですが。

その方法を使うか、どうか。

今は、未定です。

少なくとも、自宅の人は、今の自分が置かれてる状況を理解できていません。

それが救いなのかも。