老健忘備録。

いよいよ、11月に入院、手術の予定が入りました。

前回、私の膝の不調でドタキャンしてるので、今回は、何があっても、予定通りになりますように。

術前検査もすべて終わり、麻酔科医からも、まぁ、なんとかOKが出たので、やれやれです。

後は、ホント、私の膝のみ。

幸い、このところ、ずっと小康状態が続いています。

このまま、何事もなく当日を迎えられますように。

 

老健の人ですが。

相変わらず、自分の言ったことすら、覚えていられないので、常に誰かが勝手にやったと思い込んでいます。

同室の方のいびきがうるさくて眠れない。

そういいながら、食事以外の時間は、自室ベッドで寝ているようです。

そりゃ、昼間、寝てしまえば、夜間、眠りが浅くなるわけで、寝られないでしょう。

しかも、老健の人は、昔から。

イヤなこと、都合が悪いことを待ち受けるタイプ。

ほら、来るよ。絶対に来るよ。ほらほら… 来たぁ~

体の痛みでも、絶対に痛くなる。痛くなるに違いないと体を固くして待ちます。

結果… ほら、痛くなった。なんて、かわいそうな私…となるわけです。

決して、昨日より今日は、痛くなくてよかったな。とか。

昨日ほど、いやなことがなくて、よかったな、とは、思わないのです。

だから、いびきまでいかなくても、寝息すら、いら立つのでしょう。

 

老健のスタッフは、みなさん、よくしてくださっていますが。

単なる認知症では、なくて、元からの性格もあるので、手こずっておられる様子。

申し訳ないと思うけど。

そこは、介護のプロなんだから、うまくあしらっていただかないと。

これ見よがしに、眉間にしわを寄せてるスタッフもいます。

 

思い通りにならないいらだちが、老健、スタッフに向かってました。

が、また、家族にも向けられるようになってきました。

入所した直後と同じ状況になってきました。

今は、暴言だけど、そのうち、罵倒に変わるでしょう。

 

前回は、退院して、しばらくの間は、穏やかだったのですが。

今回は、どうでしょうね。

今回の入院、いつも、差額ベッド代の発生しない大部屋でよかったのですが。

今回は、自分で「個室を希望します」とのこと。

自分の金で払うのだから、問題は、ないだろう!とばかりの顔をしてました。

もちろん、問題は、ありません。

好きなようにしてもらえば、いいのです。

他人に迷惑をかけられるのは、いや!

でも、自分がどれほど他人に迷惑をかけているか、一度も考えない。

自分は、いつも、正義! いつも、正しい!

だから、迷惑をかけるはずがない!

これは、認知症では、なく、昔からそうでした。

ただし、昔は、誰の手を借りなくても、なんでも自分ひとりでできたので、問題は、なかったと思うのですが。

今は、何をするにも誰かに手伝ってもらわないとできない。

このことが理解できないんでしょうね。

頭で思うだけで、体は、動かない。

本人がやってみて、できないことを自覚しない限り、どんなに言葉を尽くして説明しても理解できないのでしょう。

 

退院したら、老健には、「絶対に」戻らずに自宅に帰るそうです。

車いすがないとトイレにも行けない。

でも、自宅では、車いすの使用は、無理。

どうやって過ごすんだろう。

「なんとでもなる」

「帰れば、できる」

妹は、帰せばいい、と言います。

私も、そう思っています。

1日も、もたないと思うけれど。

言葉で説明しても理解できないので、やってみるしか、ないでしょう。

妹も私も、もう、これ以上、何をしてあげようと思う気持ちも残っていないので、

すべて、福祉の力で出来るとこまで、お願いするつもり。

 

ここ数回の病院のお供。

私は、目は、合わしません。

返事もしません。

幸い、大学病院は、いつも混んでいるので、そばに座っていないことも多いです。

事務手続きをしに行ってるだけ。

有料で、ヘルパーさんをお願いしても、いいんじゃないかと思っていますが。

 

あさっての泌尿器科の受診。

来週の胃瘻の部品交換。

その翌日の大学病院の術前最後の外来。

これが終われば、いよいよ入院。

待望の個室で、おとなしくなるでしょうかね。