私の膝の件で、老健の人の入院をキャンセルしてしまったので、仕切り直して、まずは、外来に。
なんと、3連休が2週間続くので、敬老の日は、普段通りに診察があります、とのこと。
大学病院も大変ですね。
3連休中だったので、妹も病院で合流。
というか。
いつも、この人、遅いんですよ。 呆
時間通りに来たことがない、と言うね。
も、アテには、してませんが。
うそみたいに、院内、空いていました。
そりゃ、普通は、祝祭日は、休みだと思いますから。
まだまだ、膿が出ている傷口を診てくれて、消毒、ガーゼ交換。
前の入院時にお世話になった病棟の先生もいらして、レントゲン写真を見ながら、説明を受けました。
長年、飲んでいた骨粗鬆症の薬が原因になっていること。
ただし、100%の人がなるわけでは、ないので、運が悪かった・・・と言うことか?
全部、自分の歯であるために、だんだん自分で管理ができなくなると、歯槽膿漏になる。
案外、総入れ歯だったら、こんな状況には、ならなかったのかも。
80 20。 80歳で、20本の自分の歯。
たぶん、親知らずを抜いた以外、全部、自分の歯だと思う。
それが自分の誇りだったんだけど。
年齢とともに、歯の手入れが怠りがちになり、結果、誤嚥性肺炎になり、絶飲食になり。
口腔ケアをまったくしなくなった老健の人。
その時に一気に進んだんだろうなぁ。
それなりに、白かった歯は、すべて、グレーっぽい、汚い色になってしまった。
骨髄炎としては、かなりひどい方らしい。
レントゲン写真で見ると。
鎖状に菌に侵食された痕がつながって見えた。
表側しか、見れないけど、実は、裏側も、同じ状況らしく、一番大切な左顎関節付近が一番ひどい。
以前の外来では、「教授先生」が今、ある傷口から、汚くなった骨の表面を削れば、大丈夫・・・だったけど。
事態は、もっとひどいみたい。
全身麻酔で、顎関節を全部、出した状態で、削るだけで済むのか。
ダメなら、切り取る…と言う。
ここで一番の問題は、関節をいじると、口が開かなくなるんじゃないか?と言うこと。
今、今までの老健の人が最も執着してるのは、食べること。
胃瘻は、まだ残しているものの、また食べられなくなったら、老健の人は、たぶん、生きていることの意味がなくなるだろうな。
それならば、化膿が治らなくても、それによって、また、入退院を繰り返しても、今のままの方がいいのでは、ないか?と思ってた。
すると、今回の「講師先生(らしい)」は、顎のかみ合わせが悪くなるけど、右の顎の関節は、きれいだし、口が開かなくなることは、ない、と言う。
も、固いものは、食べれないでしょうから(歯と歯茎の状態的に)、大丈夫です、と言う。
全身麻酔のリスクは、あっても、もう少し楽にしてあげたい。
そこまで言われると、何も言えなくなったのは、事実。
それでも、菌の繁殖してる部分をすべて取り去ることは、できないので、また再発する可能性は、十分にあります、とのこと。
ずっと懐疑的だった妹も納得したみたい。
というわけで、10月初めに術前検査をして、下旬に入院、手術となりました。
思っていたよりも、大変な手術になりそうなので、入院期間が長くなるかも・・・ね?
また、あの広い院内を歩くわけだな。
私の膝よ、がんばれ~