病院の人 入院忘備録

今日の午後、本人がトイレに行ってる間に。

そ、車いすで、日中は、トイレに連れてもらえるようになりました。

リハビリの先生が来てくれました。

病院の人は、身体的なリハビリと、嚥下機能のリハビリを受けています。

今日、会ったのは、嚥下機能の方の先生。

うがいをさせてくれて、ガーゼで包んだ梅干しを口に入れてくれる。

それをしがんで、口の中の筋肉をほぐし、唾液を出して、少し飲みこむ。

梅干し、大好き!な病院の人の楽しみの時間でもあります。

いつもは、本人がいるので、ゆっくり話も聞けませんが、今日は、聞けました。

ある程度、飲みこめるようには、なってきたと思う。

ただし、固形物を以前のように飲みこめるか?と言うと、かなり難しい。

でも、人間は、口から食べ物を入れて、かんで味わって飲みこんでこそ、満足感が得られるけど。

今のように、胃に直接では、常にイライラするでしょう。

だから、胃瘻の量を調整しながら、ちょっとでも口からペースト状でも、刻み食でも、食べられたらいいなと思う。

食事をすべて口から、というのは、も、無理だと思う。

一生、胃瘻は、必要だと思う。

 

身体的リハビリでも、行くたびに、どれほど自分が歩いたか(歩行器を使って)などと自慢するけど、ベッドから自分では、起き上がれない。

車いすに移乗できない。

ほんの一瞬、つかまり立ちするだけ。

 

しかも、たぶん、歯茎の化膿から進んだあご関節の化膿。

こちらも、なかなか治らず。

体力が落ちていて、抵抗力もないのでしょうね。

まだ、膿が出ている状態。

 

痰の吸引がなくなったので、入れていただける老健にも、なかなか入所できないなと思っていたのですが。

今日の夕方、突然、老健から電話をいただき、週明けの月曜日に入所となりました。

本当によかった。

これで、次のステップへの時間がもらえる。

本人は、老健から自宅に帰れると思っているようですが。

胃瘻がある限り、帰れない!と理解していただかねば。

これが、理解できないのですよ。

同じことを何度も何度も繰り返しても理解してもらえない。

都合が悪いことは、特に理解しようとしないんじゃないか?と思ったり。

 

それでも、精神的に私は、少し楽になれるような気がします。

まもなく、老健の人…になります。